海底探査のイノベーションとも呼べる
江戸っ子1号のプロジェクトが、
ついに事業化へ始動しました。

海底探査機「江戸っ子1号」 事業化へ
http://edokko1.jp/member.html
NHKニュース

江戸っ子1号海洋立国賞
出典:http://edokko1.jp/member.html 海洋立国推進者功労賞受賞

このプロジェクトのメンバーは、東京千葉の中小企業が中心ですが、他にも様々な支援者がいます。

江戸っ子1号プロジェクト推進委員会参加メンバー
http://edokko1.jp/member.html

ここ↑を見ると、技術支援として、
ソニーエンジニアの有志
と書かれています。個人名はありません。

ソニーが果たした役割はココ↓↓↓に書きました。

ソニーは必ず復活する、ソニーエンジニア有志たちの快挙

当事者のハナシを聞く限り、試作段階での技術面、マネジメント面の貢献は、かなり大きいと思います。にもかかわらず、あまり前面に出てこない奥ゆかしさがソニーにはあります。

錦織圭の今があるのも、ソニーのスポンサードなしには語れません。でもそれを知る人は今やほとんどいません。

錦織圭快挙の影にソニーの支援

そもそもソニーの創業者の一人、盛田昭夫は名古屋の名家、盛田酒造の長男。どこかおぼっちゃまで紳士的、パトロン的な企業カラーは盛田昭夫からきていると思います。

最近では手放したVAIOブランドが、ソニーと競合するスマホ事業に参入を決定したことに対しても、ソニーは静観しています。

奥ゆかしいというのか、お人好しというのか。

玉石混交のワールドワイドビジネスで勝ち残るには、少々人が好すぎるのかもしれません。でもいいじゃないですか。そんな会社があっても。紳士でお人好しな性格を貫けば、そこによい人が集まり、数多くの失敗の中から誰もマネができないようなコラボレーションやイノベーションが生まれるでしょう。貫けるかどうかがソニーの分かれ道です。

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