コバンザメはご存知ですよね。

でも実物を見たことありますか?

コバンザメ小

 

ダイビングをする方なら、
見たことあるかもしれませんね。

 

でもコバンザメに吸い付かれたことありますか?

 

フィリピンのパラワン島という
小さなリゾートアイランドで、
ゆっくりドリフトダイブしていたときでした。

なんかお腹のあたりがもぞもそするなぁ。

と思っていたら、なんと、
コバンザメが私のお腹に吸い付いて
いるではありませんか!!

なにやらうれしいような、落ち着かないような、、、

しばらくそのままにしていましたが、
ちょっといたずらしてやろうと、
いう気になって、
身体から少し離れたすきに、
もうダッシュで逃げてみました。

するとあちらさんも猛ダッシュで、
追いかけてくるのです。

何度やっても逃げ切れず、
そんなにオレのことが好きなのか?

とうれしいやらあきれるやら。

 

西表島でもコバンザメを見かけました。

仲ノ御神島という流れの速いポイントで、
断崖からサメを眺めていたときのことです。
幸運にもサメが捕食をした直後を、
見ることができました。

かなり大きな獲物を咥えたサメが、
サメやワニがする、特有の首の一振りをした瞬間、
獲物の切れ端がパアッと、あたりに散らばり、
その切れ端目がけて、
まわりにいた魚たちがワアっと、
集まってきました。

サメに向かって群がる魚たち。

とても珍しいものを見ました。

しかし、まわりの魚は、それまでは、
警戒してサメから少し距離を置いていました。

サメが獲物を一振りしてから、
切れ端にたどりつくのに、
どうしても若干のタイムラグがあるのです。

このとき、最も有利なポジションにいるのが、
コバンザメです。

サメのおなかにひっついているのですから、
ここぞとばかり、切れ端に最短で
ありつけるというわけです。

コバンザメの勝ち!

 

マーケティングで、まさにこの
コバンザメの戦略で、
実績をあげる方法があります。

 

今日は、
ウィルコムの話につなげる前に、
随分コバンザメについて、
語ってしまいました。

明日こそ、ウィルコムのコバンザメ商法の
実例を見ていきましょう。