明日(2月3日)は節分。

節分というと、「鬼は外、福は内」。
最近では「恵方巻き」ですが、
本来の意味はなんでしょうか?

かれ目

という意味なんですね。

節分

日頃馴染みのあるカレンダーは、
西欧由来のグレゴリオ暦に基づいていますが、
日本では季節の移り変わりを、
中国由来の「二十四節気」に合わせて
表現してきました。

二十四節気は昼と夜の時間の長さが基準です。
ですからグレゴリオ暦よりも季節感があります。

昼と夜の長さが同じになるのは、春分、秋分。
昼が最も長い、夏至。
夜が最も長い、冬至。
それぞれの日が、春夏秋冬の中間点としたとき、
各季節の始まる日が、
立春、立夏、立秋、立冬。
春夏秋冬の季節の変わり目が、
節分です。

特に日本では、冬と春の変わり目、
立春の前日を、節分の日として、
お祝いする習慣があります。

節分の日は、これから春だぞぉ。
一年の始まりだぞぉ。
という日なんですね。

 

ただ残念ながら、
地球の地熱変化と大気変化に2ヶ月ほどの
ズレがあるのと同じように、
昼の長さ=日照時間の変化と寒暖の体感にも
2ヶ月ほどのズレが生じます。

ですから、節分の日、明日から春がはじまるよ。
と言われても、
う~ん??
まだまだ寒いんですけども~。

というようにちょっと無理があるのが、
二十四節気の難点です。