わかる直販売上アップ講座【第6回】
第6回 使えるフレームワーク、4P(5)
4P:Product/Price/Place/Promotion
製品/価格/流通/販促
いよいよ4P最後のPromotion(販促)のフレームです。
ざるで水をすくう
せっかくお金をかけた販促が、こうはなりたくないですね。
Promotionでもっとも気になるのは、
費用対効果
です。そこで費用対効果がはっきりわかる
検索連動型広告の事例を
2つの事例をご紹介しました。
Yahooプロモーション広告で導入
初年度売上20%アップ、赤木印刷
Adwords広告でスマホ対応済!
お祭り用品の橋本屋
販促というと、一昔前は
マスメディアでした。
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌
これらは、先方からの取材で、掲載されると、かなりのお得感が
あります。
その場合も、メディアミックス、
つまりホームページや、メーリングリスト、
PPC広告などとの連携を、事前に仕込んで
おかないと、うまみを享受できません。
一方で、先方の営業から広告枠として、
話がきた場合は要注意です。
よほどの仕掛けがない限り、
費用対効果を見込むのはかなり、
困難です。
そもそも効果を測定できない
場合が多く、営業マンの「おだて」に
乗ってはいけません。
マスメディアは費用対効果が漠然と
していて、
「ブランドイメージを高める」
というような、
雲をつかむような目的で、
数十万~100万円単位のお金を
使ってしまいがちです。
大企業のまねをする=ざるで水をすくう
です。20代男性のメディア接触時間の割合は、
2008年:テレビ39%:PC35%:モバイル:5%
2013年:テレビ29%:PC29%:モバイル25%
(博報堂調べ)
モバイルすなわちスマートフォンの割合が急激に増えています。
これは20代に限らず、
電車でスマートフォンを見ている年齢層と割合
を観察すれば、およそのことは実感できます。
PCとモバイル中心の販促が、
費用対効果が測定できて、
効率的です。
さて、販促というと、
広告に意識がいきがちですが、
次の3つの要素(フレーム)で、
考えましょう。
- 顧客認知
- 顧客獲得
- 顧客維持
- 知ってもらう
- 買ってもらう
- リピートしてもらう
特に忘れがちなのは、
リピート
です。
ネット直販は1%の成功でいい
の中で、商品単価1980円で、
どうやってPPC広告を成立させるか、
という話題がありました。
このリピートが鍵をにぎります。
別の機会に詳しく説明します。
■Promotion(販促)のキーワード
広告、PR、直販、DM、口コミ
メディア、メディアミックス
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、出版
リピーター、ポイントカード
メーリングリスト
アフィリエイト
PPC広告
ディスプレイ広告