東京オリンピック2020年、楽しみですね。

ハンマー投げの室伏広治選手は、
次のリオデジャネイロで終わりのつもりが、
2020年東京オリンピックが決まって、
心が揺らいでいる。と言います。

見てみたいですね。
45歳の室伏選手の、東京での雄姿を。

 

ところで、知ってました?

ハンマー投げのハンマーと、
砲丸投げの砲丸は、
鉄球の重さが同じ7.26kgと
決められていることを。

知るわけないですよね。

ハンマー 出典:ニシ・スポーツ

では、以前ご紹介した、
オリンピック金銀銅独占している、
砲丸をつくっている、
辻谷工業が、
ハンマーもつくっているのか?

というとそんなことはないのです。
なぜなら、同じように見えても、
ハンマーと砲丸では、
要求される技術が、
まったく異なるのです。

おもしろいですね。

砲丸投げは、砲丸を直接手に持って、
片手で押し出すように投げるために、
その重心が球の中心にあることが、
非常に重要です。

一方のハンマー投げは、
鎖でつながれた鉄球を、
回転で生み出された遠心力を
利用して、遠くに投げます。

飛距離は、回転面の角度と、
投げ出した初速で決まります。

初速は、回転速度、
つまり遠心力で決まります。

そしてこの遠心力をよりかせぐ
ためには、鉄球の外側に
重心を持ってくることが、
重要なのです。

 

狙い通りの場所に重心を持ってくる
のは、繊細な職人技が必要で、
それができるのは、
世界でただ一社。

東京、亀戸のニシ・スポーツだけ
なのです。

世界シェアNo.1。

室伏選手どころか、
すべての世界大会出場選手が、
使っていると言われています。

 

日の丸はこんなところでも、
ど真ん中に高く揚がっているのです。