毎度お騒がせの寅さん、どこか憎めないですよね。
さて直販のプロ、寅さんと消防車の関係は?

消防ポンプ車。

消防車

 

 

 

 

 

 

出典:ナカムラ消防化学 CAFS搭載車両

トラックや市販車両をベースに、
タンクやポンプを取り付け、
サイレンなどを設置、
塗装して納品するそうです。

お客様は自治体。

自治体ごとに仕様が決まっていたり、
案件ごとに希望が異なっていたり。

大手メーカーは生産台数が多いので、
どうしても
標準車+オプション対応
という形になります。

その点、ナカムラ消防化学は、
とことんきめ細かい希望に応じて、
完全オーダーメードで生産します。

それだけではなく、
営業は、全国の自治体を回って、
直接お客様と対話しながら、
潜在的なニーズにをつねに
すくいあげようと、
努力しています。

長崎の会社であるにも
かかわらず、
東北から受注を獲得。
寒冷地仕様に対応した
製品企画開発能力を
身に着けました。

このやり方は、
もともと中村社長が、
全国行脚で消火材の実演販売を
していたことがベースにあります。

地域の消防団や
消防本部に飛び込み、
信頼関係を築きながら、
潜在的なニーズをくみ取って、
製品開発に活かしてきました。

大手や中堅の競合がひしめく中で、
着実に受注を伸ばしています。

現在の新製品は、
大手がやりたがらない、
軽自動車へのCAFSシステム導入。

水と消火剤を
圧縮空気で泡状にするCAFSシステムは、
タンク容量の小さな
軽自動車が入る、狭い住宅地でも、
消火効果が高いというメリット
があります。

寅さんのように、全国をまわる
ナカムラ消防化学。

直販ならではの、
販売、企画開発、製造の
サイクルが、
うまく回っています。