マイナスにマイナスを掛けるとプラスになりますよね。



この記事はおもしろい!
結局、マイナスの時間とマイナスの速さを掛けることで、プラスの距離になると説明しています。

算数

直販コンサルタントの私は、ここはやっぱり商売で説明したい。というのも、この記事の中でこんなことが書かれていましたから。

”マイナスの数が普及したのは、実は「赤字」という概念と並行して簿記会計が育てたという面が強いらしい。”

 

そうなんです。人間「得した!損した!」というハナシにからめるのが、一番腑に落ちるのです。特に大阪はそうです(笑)

 

私ならこのように説明します。

”+(プラス)”、この記号は「足す」ではなく、「増える」または「得」です。
”ー(マイナス)”、この記号は「引く」ではなく、「減る」または「損」です。

モノを売ると、お金が増えます(+)。
お金を儲けるには、なるべく高くたくさん売ることです。
もっと高く(+)売る(+)と、もっとお金が増えて得(+)します。

つまり、

プラスxプラス=プラス

 

モノを売るには、その前に仕入れが必要です。
仕入れをすると、お金が減ります(ー)。
お金を儲けるには、なるべく安く仕入れることです。
もっと安く(ー)仕入れる(ー)と、もっと利益が増えて得(+)します。

つまり、

マイナスxマイナス=プラス

 

ほら、マイナスxマイナスは確かにプラスですね。

 

同様に、

もっと安く(ー)売る(+)と、利益が減っていままでより損(ー)。

もっと高く(+)仕入れる(ー)と、やはり利益が減っていままでより損(ー)。

 

そもそも”ー”を、「引く」と教えるからわからなくなるのです。
”ー”は「減る」です。

3-1=2
さんひくいちはに

ではなく、

さんへるいちはに

です。

 

商売において、「引く」なんて甘っちょろいものではありません。失敗したら手元に残るお金が本当に目の前で「減る」のです。