都心のタワーマンションの悩みは、
駐輪場スペースの確保。

たとえば40階建て600世帯であれば、
最低でも600台分の駐輪場が
必要になります。

ところが、実際に自転車が稼働している
時間は、そんなに長くありません。
ほとんど乗らないのに、とりあえず自転車を
保有している世帯も少なくないでしょう。

 

こういう状況にこそ、

シェア

というシステムが強みを発揮します。

ただ、自転車の管理のことを考えると、
いろいろと面倒なことになりそうです。
この面倒な管理を無人化して、
マンションにシェアサイクルシステムを
導入し、成功している企業があります。

宅配ロッカー最大手の

http://www.fts.co.jp/
http://www.fts.co.jp/

です。

これまで350以上のマンションに導入して、
4万戸移住の世帯が利用しています。
(2014年1月末データ)

フレンツ
出典:フルタイムシステム フレンツ

なぜ宅配ロッカーの企業が、
シェアサイクルシステムなのか?

 

マンションの宅配ロッカーは、
オンラインネットワークでつながっており、
居住者の登録、セキュリティー、管理、
課金などのシステムが備わっています。
当然電源の確保も容易です。

フルタイムシステムは、
宅配ロッカーに電動アシスト自転車の
バッテリー充電ステーションを組み込みました。

これでバッテリの充電状況もつねに
自動的に監視され、満充電に近いものから、
貸し出される仕組みになっています。

稼働状況はコントロールセンターで
管理されているので、無人で運用できます。
宅配ロッカーとシェアサイクルは、
こんなにも相性がいいのです。
フルタイムシステムは、
同様のシステムで、
マンションカーシェアリングにも
取り組んでいます。
電気自動車のシェア管理、充電管理にも
乗り出しています。
将来、電気自動車社会を推進するのは、
こういう企業なのかもしれません。