消耗品ビジネスいえば、
カミソリのジレット
インクジェットプリンターのエプソン

などが必ず例として上がります。

ちょっと例としては古いですね。
現代でもっと身近な例は、

スマホアプリ

です。

スマホ操作

たいていのアプリはいまや「無料」が当たり前。
最近ではご丁寧に、
アプリ内購入あり
などの表示があって、
わかりやすくなりましたね。

まずは無料でスマホにインストールしてもらう。
とにかく一度使ってもらって、
無料で楽しさ、便利さを満喫してもらう。
その中の一部の人が、さらに楽しさ、便利さを
深めるために有料アイテムを購入する。

インストールベースビジネス

とも呼ばれています。

 

ビジネスモデルの設計は、
いくらで売れば、
何個売れるかのシミュレーションから、
スタートします。

100円で1万個売れるアプリが、
無料なら100万個インストールが可能とする。
1万個では不可能だった広告スペースの販売が、
100万個であれば可能になる。
さらに1%の人が100円の有料アイテムを購入。
0.1%の人が、3000円分の有料アイテムを
購入。

100円で1万個売るより、
無料で配布するほうが売上が多い。

 

これがリアルな商品なら、
1万個売るための倉庫や発送管理などと、
100万個出荷するためのものとは桁が
違うので、大きな投資が必要でした。
スマホアプリなら、アップルやアンドロイドの
販売システムに乗っかるだけなので、
投資額はほとんど変わりません。

 

インストールベースビジネスは、
まさにソフトウェアに最適な
モデルなのです。