近所の和敬塾

男たちの寮、和敬塾
昨日お邪魔した和敬塾。 早稲田や東大など50校600名ほどの男子大学生が生活する私設の学生寮です。細川家の敷地7000坪を前川製作所の創業者前川喜作が買い取って創設しました。木々豊かな森の中に、6棟の寮があり、朝晩ご飯付きで月9万ほど…

500人以上の学生がいて、お風呂はこんな感じらしい。↓


学生時代、4年間学生寮にいました。ココ↓

九州大学井尻寮

思えば、寮で一番和む時間はお風呂タイムでした。

後輩から「島さんいつもお風呂で会いますね」
と言われるくらい毎日お風呂が大好きでした。

出典:九州大学井尻寮


お風呂に入ると、先に入っていた先輩や同期や後輩と、
「おぉ!」なんていいながら、他愛のない話をし、
しばらくすると、新しく入ってきた先輩や同期や後輩と、
「おぉ!」なんていいながら、他愛のない話をし、
話し相手が体を洗いに行くと、また、新しく入ってきた先輩や同期や後輩と、
「おぉ!」なんていいながら、他愛のない話をする。

という繰り返しで、結局誰よりも長風呂になってしまうのでした。

大きな風呂に入るのが当たり前になってしまい、その後のアパート生活では、狭い風呂に一人で入るのがすっかり億劫になってしまいました。

今住んでいる家の近くの和敬塾は、50もの大学の学生が共同生活をしているそうです。異なる文化の学生が同じ風呂に入り、年に一度騎馬戦でぶつかり合う。うらましい環境です。

私が行ったようなごくごく小さな大学でも、学科が4つありそれぞれに異なる文化をもっており、学科間の小さな壁もありました。でも寮生たちは飄々とその壁を越えて好き勝手に振舞っていました。その雰囲気を醸し出していたのは、ひとつには寮の大きなお風呂があったからではないかと思います。

組織というものは怖いもので、枠を作ったとたんに見えない壁が勝手にできてしまいます。国家単位でも、小グループ単位でも同様です。異文化間で寮のお風呂のような存在を積極的に創りだすことが、枠を取り払ったイノベーションの源泉になると、私は体感的に信じて疑いません。