まだまだ身近で未体験なことって、
あるものですね。

先日、畑をやっている実家から、
小ぶりのとうもろこしが送られてきました。
電話をしてみると、
「生」で食べてみろ。といいます。

とうもろこし

さっそく生でかぶりついてみました。

上品な冷製コーンスープというのでしょうか、
あふれんばかりの甘みと、
自然なとうもろこしの香り。

口元が思わずほころぶうまさでした。
このとうもろこしはゴールドラッシュという品種で、
皮がやわらかいタイプです。

ですが、市販のものは生で食べることができません。

送られてきたとうもろこしは、
完熟の2~3日前に収穫されたもので、
本来はすぐに食べないと、
傷んでしまいます。

収穫してすぐにクール宅急便で、
送ってもらったので、
生で食べられたというわけです。
とうもろこしは、意外と足がはやく、
流通段階でどんどん甘みを失っていきます。

したがって完熟まで待って、
甘みが頂点に達し、皮がしっかりとしてから
収穫しないと、流通には乗りません。

ですから生で食べられるとうもろこしに、
めったにお目にかかれないのです。
この希少価値に目をつけて、
クール配送で直販をやっている農園があります。

例:ハナシマ農園(千葉)

生で食べるとうもろこし

もしあなたが未体験ならば、
初体験してみてはいかがでしょうか。