二重プロセスモデルは、脳の働きと
密接に関係があります。

脳

システムⅠ:

直感的、感情的に、
目の前の利益を優先

大脳辺縁系に対応し、
感情や信頼を司ります。
言語能力がありません。

システムⅡ:

分析的、合理的に、
長期的な視点での利益を優先

大脳新皮質に対応し、
論理的な思考と言語を司ります。

そして大事なことは、

行動や意思決定を促すのは、
システムⅠの大脳辺縁系

ということです。

いくら理屈を言葉で並べたてたところで、、
情報を整理することはできても、
所詮は行動や意思決定の補助なのです。

もちろん正確な補助をすることで、
購入に結び付ける確率を高めることが
できます。

しかし、補助だけ、システムⅡへの
アプローチだけでは成立しないのは
明らかです。

システムⅠのメッセージを、
まずきっちりと押さえたうえで、
システムⅡでそれを後押ししましょう。