電動アシスト自転車が売れています。

市場を牽引しているのは、販売台数の27%を占めるチャイルドシート付きです。2015年販売台数は前年比2%減で、電動アシスト自転車市場は一服の気配。ですが、単価の高いチャイルドシート付きが売れたおかげで売上総額は1%増加しました。

「自転車って二人乗り、いいんでしたっけ?」

「いいんです!」(川平慈英風に)

でも条件があります。

1.16才以上の運転者

2.乗車人員は幼児(6歳未満)であること。

3.一般の自転車にチャイルドシートをつければ、幼児一人同乗可能。
  さらに幼児一人を子守バンドで背負うことができる。

4.幼児二人同乗用自転車であれば、幼児二人まで同乗可能。


見落としがちなんですが、中学生のお兄ちゃんが自転車で兄弟を幼稚園に送り迎えすることはできません。小学生を同乗させるのもダメ。意外なのは、子守バンドが許されていること。でも一般の自転車にチャイルドシート装着して、幼稚園児一人と赤ちゃんを背負うのは、重心が高くなってかなり危険なのでお勧めできません。

その点、チャイルドシート付き電動アシスト自転車(幼児二人同乗用自転車)は、重心が低く設計されている専用自転車なので安心感があります。

ヤマハpasbabby
出典:ヤマハ PAS Babby

幼児二人を乗せた時の重量増を考えれば、電動アシストしか考えられませんね。
売れるのはうなずけます。

近所の幼稚園は、3丁目坂という強烈な坂の上にあるのですが、
ママたちの自転車は100%電動アシスト自転車です。
送り迎えのときに園の前に並ぶ、数十台のチャイルドシート付き電動アシスト自転車は壮観です。



娘が小さいころ、我が家は人力自転車二人乗りでした。
幼児用ヘルメットを装着させていました。
これは義務ではありませんが、必ず装着させましょう。
自転車の荷台に載せたスイカが、
もし自転車が倒れたらどんなことになるか、
簡単に想像できますよね。