偏差値93.7なんて、
いままで見たことも聞いたこともない。
偏差値80以上が1000人に1人の割合なので、
偏差値90以上は想像もつかない希少価値。

 

偏差値が教育にいいとか、悪いとか議論が
ありますが、所詮は希少かどうかの尺度。
世の中のありとあらゆるものには偏差があります。
偏差値80が珍しいのと同じように、
偏差値20も希少性は極めて大です。

 

さて偏差値93.7はどんな状況で生まれるのか、
エクセルで試算した記事がありました。

http://blogos.com/article/104532/
村山聡 中小企業診断士
http://blogos.com/article/104532/

平均点がわずか16点で、0点の人数が全体の60%近い2,900人もいるようなテストで、一人だけ100点を取らないと、93.7という偏差値はとれない

とのことで、とんでもない人ですね。

 

これをもう少し噛み砕いて例えてみます。

ひらめき

偏差値93.7の秋山果穂さんは、
ずばりマジシャンです。

いくつものマジックを披露されて、
その種がわかるかどうかを
大勢の人が試されるとします。
ほとんどの人はひとつとして種がわかりません。
でも秋山果穂さんは、出題者のマジシャン
そのものなので、全問正解です。

つまり、テストで偏差値93.7をとる人は、
超難問テストの出題者と同等の実力を
時間内に発揮できる人。といえます。

 

考えてみれば、種がわかりそうでわからないような
問題をひねり出す出題者は、
みんなをあっと驚かすマジシャンみたいな
ものかもしれませんね。