6月1日、いよいよ自転車取り締まりが強化されます。
あれもこれもたくさんあって覚えられない!

そんなみなさんは、まずココ↓に気をつけましょう。

1.歩道をゆっくり走ろう!
2.「すみません」をうまく使おう!

今回の改正道路交通法施行に関わり、最も多くの人が遭遇する場面はズバリ、

歩道

自転車は原則車道の左側を走ることになっています。そうはいっても駐車車両の多い車道を走るのは、危険を感じます。自転車通行可の歩道や、やむを得ない場合は歩道を走ることができます。いままでは歩行者を適度な距離感でかわしながら歩道をスイスイと走っていたと思います。特に電動アシスト自転車は細かい加速が得意ですから、ついついスピードも出がちです。でもこれからはそうはいきません!なぜか?

世間が自転車を見る目が厳しくなるから。

メディアが今回の自転車取り締まり強化について、ワイワイ騒いでいます。多くの人が自転車の危険性を知り、安全に走行することが最も大事なことですから、とてもよいことです。今後も自転車の過失事故などの報道が増加するでしょう。世間のみなさんの頭の中に、どうしても

自転車=悪者

という構図が否応なしにできあがります。

ですからこれまで以上に自転車は歩道を「謙虚」に走行しなければならないのです。

自転車からみて歩道は本当に危険なところです。私が一番危険だと感じるのは、歩きスマホ。周りを確認せずにフラっと歩道を横切る人もたくさんいます。自転車から見ると、悪いのは危険な行動をする歩行者、ということになりますが、これからはそうはなりません。歩道は歩行者優先。つねに自転車はおじゃま虫の悪者なのです。

歩道

前を3人の女子高生が横に並んで歩道をダラダラと歩いています。そんなときは、

「すみませーん!」

と一言声をかけましょう。

歩きスマホの人が前から歩いてきました。
まずは一旦停止して、

「すみません!」

「危ないですよ!」という上から目線ではダメ。歩道では歩行者が殿様で自転車は家来。そう肝に命じましょう。

これがこれからの自転車の積極的自衛策です。

自転車と歩道の関係は、以下にまとめています。

自転車は、歩道を通行してイイのか、ワルイのか?
自転車と歩道とのややこしい関係と改正道交法