イラストレーターは、その名の通り、イラストを描くのが得意です。なぜか?

イラストはもともとペン(手描き)で描くものでした。
つまり線で構成されています。
イラストレーターの基本構成要素は線。
相性がとてもいいのです。

一方フォトショップは、その名の通り、フォトを扱うのが得意です。なぜか?

フォトはもともと画素の集まりです。
つまり点で構成されています。
フォトショップの基本構成要素は点。
相性がとてもいいのです。

平面グラフィックスでは、

イラストレーター=ベクタ形式(線)
フォトショップ=ラスタ形式(点)

なんて難しい表現で呼ばれています。

ベクタ(線)とラスタ(点)で円を描いたらどう違うか?
ここに丁寧な説明がありますので、お好きな方はどうぞ。

ラスタとベクタの違いとは【初心者のためのIllustrator使い方講座】by sakimitamaさん
http://www.tutorialmaniacs.net/page-1813/page-1778

たい焼き

 

文字はどうでしょうか?

文字はもともと線の集まりですから、
イラストレーターが向いています。

点の集まりで描くパワーポイントとは、文字を印刷した時の品格が違うのはそのためです。文字を線で表現できるので、拡大したり縮小したりしても滑らかなんですね。

さて、いよいよイラストレーターらしい部分に踏み込んでいくわけですが、そうなると、事前にいろいろと準備をしておいたほうがいいことがあります。

次回は、イラストレーター、後悔しないはじめの一歩。
事前セッティングについてです。

次回は↓
0からはじめるイラストレーター、文字を操ろう(1)
イラストレーター、後悔しないはじめの一歩 事前セッティングについて イラストレーターの準備は料理の準備と似ています。 あらかじめ必要なツールをキッチンに用意しておいて、 必要なタイミングでツールを順番に使います。 イラストレー…

目次

0からはじめるイラストレーター
バナーを貼ろう編(全4回) 文字を操ろう編(全8回) 旗を作ろう編(全4回) 線を描こう編(全6回) …