1,980円の腕時計で満足な
YouTuber瀬戸弘司が、
直販で23,000円で買った電子ペーパー腕時計、
エプソンSmart Canvas。

前回の記事:瀬戸弘司が腕時計を買ったら

ところが、どうも気に入らない。
大枚はたいて買ったのだから、
あからさまに「気に入らない」
とは言いたくない。
でも小骨が喉にひっかかったように、
使うたびに、気になることがある。

同じような経験ありませんか。

お客さんは、
自分の判断が間違っていたとは、
簡単には認めたくないので、
誰かに「どうだった?」
と聞かれると、
「結構いいよ!」なんて言ってしまうものです。

購入直後に、
「いかがですか~?」
という電話をするのは、
とてもよい習慣だと思います。
ただ、褒められても少し差し引いて、
考えたほうがいいでしょう。

もし、ここでなにか問題点を指摘されたら、
それは、相当お客さんをがっかりさせたと
考えなければいけません。

Smart Canvasは、
電子ペーパー特有の応答速度の遅さが、
瀬戸弘司にはがっくりなのです。
機能的にどうこうという問題では
ありません。
電子ペーパーという先進的なデバイスを
使った時計、というイメージと、
画面の切り替えで一瞬真っ白になって
しまう仕様に、ギャップがあるのです。

smartcanvas
出典:Smart Canvas

300dpiの高精細と言われても、
ギザキザが気になりますし、
電池が長持ちと言われても、
そんなのいまや当たり前。
電子ペーパーだから紙のように薄いのか
と思いきや、結構厚みがある。

電子ペーパーは
腕時計に向いていなかったのでしょうか?
エプソンは、
商品企画を間違ったのでしょうか?

これがそうともいえないのです。

その理由は次回

エプソンが電子ペーパー腕時計を直販するわけ