フィンランド第2の都市、タンペレという街にいったとき、
地元で有名な地ビールのレストランがあるというので、突撃。
まあ、うまいのなんのって。
2日間通ってしまいました。

Plevna Panimoravintola ja Koskipanimo Tampere
基本のジャンル

地ビール(クラフトビール)は、基本のジャンルがあります。
そんなこともまったく知らずに、
お店にオススメされるがまま、
いろいろとガブガブと飲んでいました。

スタウト、ピルスナー、ペールエール、、、

どれもこれも特徴があって、味わい深い。
これが土地によって、さらに味が変わるとなれば、
地ビールの世界はどれだけ奥が深いんだ!
とびっくりしました。

 

日本では、1994年に酒税法が改正され、
最低製造数量が2000キロリットルから60キロリットルへ
規制緩和されたのをきっかけに、地ビールブームが
一時盛り上がりました。

現在はブームは落ち着いたものの、
全国に200以上の醸造所があります。

 

そんななかで、関西で実力があると言われているのが、

箕面ビール

創業した大下正司社長は、「地ビールの父」とも呼ばれ、
地ビール業界を盛り上げるために、後発のブランドへの
助言を惜しまなかったといいます。
残念ながら2012年に他界されました。

箕面ビール

 

出典:箕面ビール

そんな箕面ビールが大事にしたのは、
近所のおじちゃん、おばちゃんの感想
工場の入口にカウンターをつくり、
出来立てのビールを地元の人に提供しました。
ダイレクトな感想をもとに改良を続け、
世界的な品評会で毎年金賞をとるほどの、
実力をつけました。

 

直販でダイレクトに顧客の意見に耳を傾けて、
技術を磨き、商品の方向性に修正を加えていったのですね。

 

現在は美人3姉妹が会社を継ぎ、
お土産感覚のビールではなく、
毎日家で飲めるビールを追求しています。

やっぱり工場で飲むのが、一番うまいんでしょうね。