モノには、

形ある物もあれば、
ソフトウェアもあれば、
サービスという無形のものもあります。

それらを総称して私は、モノと表現しています。

 

ですから魂をこめるモノには、

生活雑貨もあれば、アプリもあれば、
クラウドサービスのようなインフラもあります。

 

おそらく勘のいい読者の方々は、
お気づきでしょう。

最近身のまわりに存在しているモノは、
形ある物、単体でその価値が評価されているのではなく、
ソフトウェアやサービスと複合して、
その価値をより高めている。

ということを。

 

iPhoneは、最もわかりやすい例ですね。

iPhoneを電話というハードウェアと、
メインで捉えている人はもはやいないでしょう。

 

SUICAやPASMOなどの、電子マネーも、
単なる切符のかわりとか、小銭のかわり
ではないですね。

JRなどの鉄道会社は、いまや、
膨大な人の流れや購買のビッグデータを蓄積する
情報供給会社になりつつあります。

 

もっと身近なショートケーキはどうでしょうか?

おいしさ、甘さ、価格といった切り口で考えれば、
確かに物体です。

コミュニケーションツールと考えることは
できないでしょうか?

主婦の集まりに花を添える。
家族の潤滑油。
、、、

 

テーブルのケーキ

 

モノ

を形あるモノとだけ考えずに、
ソフトウェアや、インフラという側面からも、
見てみましょう。

いろんな発見があるはずです。

 

蛇足:

物をモノとあえて書く場合、
人それぞれに意味づけが異なる場合があります。

経済用語では、物が物理的な物とは限らないことを、
あえて強調するために、モノと表現することが多いようです。

技術経営でも、モノづくりと書いたり、ものづくりと書いたり、
様々です。

正しい定義、というものはありません。