財布の中がいろんなお店の
ポイントカードで、
膨らんでいませんか?

なるべくポイントカードは、
厳選したいですよね。

ということは、ポイントカードを
配布する側からすると、
魅力がないと、すぐさま
捨てられてしまう。
ということになります。

そんなポイントカードで、
リピート率をアップする
方法があります。

ここに2種類のポイントカードが
あります。

ひとつは、8ヶ所のスタンプ枠
があるカード。

もうひとつは10ヶ所のスタンプ枠
があるカードです。
このカードには、すでに2ヶ所に
スタンプが押してあります。

どちらもスタンプが全部埋まったら、
特典があります。

つまり、どちらも
あと8個スタンプをためれば、
特典がもらえるわけです。

ある調査機間が実験したところ、
リピーターになる割合が、
すでに2つのスタンプを
押してあるカードの方が、
82%もアップしました。

子供だましみたいなやり方ですが、
これが人間の心理です。

これを突き詰めると、
こんなスタンプカードになります。

スタンプ枠が3ヶ所のカードで、
はじめから1つのスタンプを、
印刷しておきます。

初めて来店したお客さんに、
会計時にスタンプカードを渡し、
その場でスタンプを一つ押します。

するとあと一度お店にくれば、
特典がもらえるわけです。

さて、ポイントカードは、
リピーターを増やすのに、
有効な手段ですが、
それだけのためにしか
使っていない場合が多いですね。

これはもったいないです。

ポイントカードに番号を振って、
伝票ごとにその番号を、
記録していけば、
これは立派な顧客データベースに
なります。

リピート率の測定が、
可能になり、より多面的な、
商品戦略やキャンペーンが、
打てるようになります。