17回もグラミー賞を受賞したジャズ界の巨匠、パット・メセニー。

PatMetheny

2010年には、打楽器、鍵盤楽器、弦楽器などをすべて自動演奏させる「オーケストリオン」を発表。斬新なその発想と、音楽の追求は、ジャズの精神そのものです。

これがその映像。
Pat Metheny – The Orchestrion Project



パット・メセニーはデビュー当時年間300回ものライブをこなしていました。そのうち150回以上を大学で行いました。その理由は、正直な反応を示す学生に聞かせて、新曲の出来の善し悪しを確認するため。

アーティストにとって、CDやメディアに出ることが、代理店販売とすれば、ライブが直販にあたります。多くのアーティストがライブを大切にしているのは、そのフィードバックこそ、次の創作の栄養となるからです。CDが何枚売れた。という数字が栄養になるわけではないのです。

直販は栄養補給なのです。