最近使わなくなったもの。
広辞苑。
押入れに眠ったまま、出番なし。

広辞苑
出典: 岩波書店

広辞苑は、累計販売1100万部以上。
現在は第六版で、その販売数のデータは
ありませんが、電子辞書には、
すべてのメーカーで採用されています。

その電子辞書さえ、スマホの登場で、
居場所がなくなりつつあります。
とはいえ、授業中にスマホを使えない
高校生たちには、まだまだ必要。

私立高知中央高校では、スマホのアプリを
積極的に授業に取り入れ、
連絡はLINEを使っているそうです。

鉛筆は勉強の道具でもあり、
ノートに落書きするツールでもあるわけで、
スマホを禁止するより、積極的に活用したほうが、
デメリットよりもメリットが勝ると思います。
現場の教師からすれば理想論と笑われそうですが。

なにかを調べるときに、インターネットは、
辞書に比べてリアリティーがあります。
本当も嘘も混じっていますが、
それは実社会そのものです。
高校くらいからその洗礼を受けて、
使いこなす訓練が大事です。

紙の広辞苑を開くことは、
我が家ではもうなさそうです。