餃子の王将、食べ続けて、もう40年になります。
小学生のころ、母に頼まれて近所の王将によく自転車を走らせました。
今思えば、あれは母が晩御飯のネタに困ったときの、
手抜き策のひとつだったのでしょう。
そして私もいつしか家庭を持つようになり、
家族三人でちょくちょく餃子の王将にお邪魔しています。
■必勝!餃子の王将の注文テクニック
その1.4-3-2作戦
できればカウンターに陣取ります。
そして席に座るやいなや、
「とりあえず餃子4人前!」
と注文します。
そして、王将の餃子の看板である、
餃子の焼き台をじっと凝視します。
餃子を焼くことができるのは、
その店の店長あるいはチーフクラスのベテランです。
焼き場の動きを見れば、その店のことが、
おおよそわかります。
そして餃子が到着してから、本格的な勝負が始まります。
自分たちの食べるペース、そして焼き場のテンポ、
これを綿密に計算して、次の注文のタイミングを計ります。
おおよそあと2人前が皿に残っている時点で、
「餃子3人前追加!」
と注文を入れます。
ちょうど目の前の皿の餃子がなくなったときに、
次の3人前が到着すれば、まずは一勝です。
そして、すかさず次の注文を入れます。
「餃子2人前追加!」
こうして、つねに熱々の餃子を食べ続けることが
できれば、この勝負、こちらの勝ちということになります。
■必勝!餃子の王将の注文テクニック
その2.必殺ワンバン食い
これはケンコバ直伝の秘儀です。
ごはんの大盛りを注文。
たれをたっぷりつけた餃子を、
一旦ご飯のうえでワンバウンドさせてから、
口に運びます。
そしてたまに、たれのしみたご飯を食べる。
餃子だけではものたりないときは、これです。
■必勝!餃子の王将の注文テクニック
その3.注文は餃子を中心に
餃子の王将というくらいですから、
なんといっても餃子なのです。
レバニラとかチャーハンとか、おいしいメニューは
たくさんありますが、
ここではひたすら餃子を食べましょう。
ただし、餃子だけ注文しているお客さんを、
今まで自分たち以外で見たことありません。
餃子の王将がほんとに売りたいのは、
定食です。これがおそらく原価率が一番
いいのです。マックのバリューセット
みたいなものです。
■必勝!餃子の王将の注文テクニック
結論.
これからは、
「とりあえず餃子定食!」ではなく、
「とりあえず餃子!」
と、きっぱり言いましょう。
さて、餃子の王将の最大の特徴は、
餃子を各店舗で包んでいることです。
一日200万個売れるという餃子。
タネは、京都、千葉、福岡の工場で、
毎日製造して配送しています。
ですからタネの品質に差はありません。
しかし、店によって餃子の味は、
大きく異なるのです。
以前テレビで、全国ナンバーワン店舗の町田店が
取材されていました。その店の餃子を焼く鉄板は、
つねに隅から隅までピカピカに磨かれていました。
餃子の包み方、焼き方、鉄板への愛情
それぞれの店の取り組み方で、
味に大きな差が生まれます。
現在の私の一押しナンバーワン店舗は、
本日12月19日朝、銃弾に倒れた大東隆行社長、
謹んで哀悼の意を表します。
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