日経新聞朝刊の名物コーナー、
私の履歴書
に今月コトラーが執筆しています。

第1回が、「マーケティングとは」

コトラーは、近代マーケティングの父と
呼ばれています。

古い人ですから、当然その理論も、
古びてきます。

それでも、三平方の定理は、
古いからもう使わない。という人がいないように、
コトラーの提唱した理論は、
基本中の基本として、
マーケティングを学ぶときに、
入り口として最適です。

4P
STP

などは、コトラーが言い始めたことです。
直販に必ず役に立つ簡単で便利なフレームワーク
なので、このblogでも紹介しています。

ファイルを見る

マーケティングとは?

という答えは、人によって様々です。
正解などありません。

私にとって、マーケティングとは、

創って、売ること

と単純に考えていますが、
コトラーは私の履歴書で、次のように
定義しています。

業績向上と顧客の価値・満足を創造することで
人々の生活の改善を目指す実践的な学問

そうなんですね。
学問なんですね。

学問ですから、なんとかと、はさみは使いようで、
使う人次第で、価値あるものになるかどうかは変わります。

 

また、コトラーが冒頭で強調していますが、

マーケティングというと、「売ること」のほうに、
目がいきがちですが、実は、

「創って、」

の部分も含んでいる。いや含めなければ、
つまらない。

という側面がとても大事です。

「創る」とはモノを製造するだけでなく、
新しく創造する。
ということです。

マーケティングは創造的な活動なのです。

 

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