クリステンセンの破壊的イノベーション。
たとえば、
スマホがマップと行先案内と渋滞情報をタダで使えるので、カーナビの市場が縮小するようなこと。
カーナビは、長年にわたり高機能と使いやすさが追求された、完成度の高いプロダクトです。それよりも圧倒的に機能も少なく、車専用ではないスマホ。しかしスマホを持っている人が、新たに高機能で高価なカーナビを買うかといえば、「とりあえずスマホで間に合ってるからいいか」となるわけです。いまでは便利なアプリが各種低価格で手に入るようになりました。スマホを車に取り付ける備品も増えました。
高機能を追い求めていくと、いつか低機能でお手軽な競合が予想もしないところから現れ、いつのまにか市場規模の小さな高機能市場に追いやられる。デジカメもゲーム専用機も、みんなスマホにやられつつあります。
いままで紹介した中で、低機能で既存市場をおびやかした例が以下です。破壊的とまではいかなくても、中小企業が新規参入するときの参考になる事例です。
かつお節フレッシュパックの真のベネフィット、にんべん
かつお節本節⇒フレッシュパック
QBハウスで気持ち良くなる方法
散髪屋さん⇒1000円散髪
墨汁のイノベーション、もう過去には戻れない
墨⇒墨汁
「重量半分、コスト半分、寿命半分」に込められたコンセプト
長寿命車両⇒低コスト車両
シンプル携帯ツーカーSの目立ち方、飛躍の瞬間【第10回】
高機能携帯⇒シンプル携帯
捨てるデザイン、捨てる美学、潔さが生む飛躍のエネルギー
高機能ノートパソコン⇒B5パソコン
今日の昼食、小諸そばに大満足!
蕎麦屋さん⇒230円もりそば
ソニー、ウォークマン、飛躍の瞬間【第2回】
録音機能⇒再生専用
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