今日、八百屋さんで、ベビーリーフを買ったら、
「これ、東京ほうれんそう、肉厚でおいしいよ」
と声をかけられ、一把105円でそれも購入しました。
よくよく冷静に考えてみると、
「東京ほうれんそう」って売りになるキャッチフレーズなの!?
なぜ買ってしまったのでしょう?
1.八百屋さんの雰囲気
ちょっと古びた地元の八百屋さん。
おばちゃんが信頼できそう。
地元の人にも愛されていそう。
欲しかったのはベビーリーフだけ。
でもタイミングよくすすめられて、
なんのひっかかりもなく、
「じゃ、それも」
と言ってしまった。
105円。
躊躇する値段ではない。
東京水がペットボトルで売られているくらいですから、
東京ほうれんそうがあってもおかしくないのですが、
ちょっと意表をつくネーミングです。
ほうれんそうの産地、トップ3は、
千葉県、埼玉県、群馬県
上位3県で33%の占有率です。東京は17位。なんの変哲もない順位。
しかも東京ほうれんそうと言われても、
いったいなんのベネフィットがあるのか、
よくわかりません。
でも頭に残るキャッチフレーズですね。
東京と野菜を結びつけるものは、ネガティブな
イメージばかり。でも東京都ってものすごく、
広いんですよね。西のほうへ行くほどに、
きっとおいしい野菜がたくさん獲れそうです。
私が感じた東京ほうれんそうのイメージは、
その西のイメージではありません。
その組み合わせの妙。
例えて言うなら、
冬にアイスクリーム
みたいなもの。実はおいしい。
東京ほうれんそう、
食べてみると、ほんとに肉厚で、
苦みがなく、甘みがあっておいしい。
東京ほうれんそう、今度は指名買いです!
ちなみに”東京ほうれんそう”で検索しても、
たいした情報がでてきません。
1月31日の目黒区向原小学校の給食に
使われています。
ひょっとして、あの八百屋のおばちゃん、
キャッチコピーの天才!?